採用されるサポートについて
ジュラルドンVMAX(アルセウス型)において、主に採用されているサポートカードは下記のとおりです。
- 博士の研究
- セイボリー
- マリィ
- ボスの指令
- マスタードいちげきのかた
稀に
- ツツジ
- キバナ
- チェレンの気くばり
- とりつかい
特にジュラルドンVMAXデッキは、序盤の準備と中盤以降の進行で、その時に使いたいサポートは明確に異なります。
序盤は、キーパーツを集めるために、山札を引くカードを重宝し、ボスの指令等の妨害のみのカードをコストにしがちです。
中盤以降は、手札の枚数や戦況から、山札を引くカードも必要な場合がありますが。基本的にはボスの指令やセイボリーを使って、相手の展開を邪魔することが求められます。
各サポートの役割について
各サポートの役割は下図のとおりです。
妨害の有無については、サポートが直接的な妨害につながるか否かで判断しています。
山札からカードを引く枚数が増えるほど、ツールジャマーやクラッシュハンマー等の妨害につながるカードを引く確率が上がりますが、妨害としてカウントしませんでした。
そういうコンセプトのデッキもまた、考察のしがいがありそうですね。
使いたいときにだいたい無い
サポートの使い分けは、デッキビルドの際には明確に役割を定義するものですが、いざ勝負となると、肝になるのは時の運です。
うらこうさく・ネオラントを使わない殆どのデッキに言えることですが、「その時に使いたいサポート」は使いたいときに使えるとは限りません。
つまり、デッキビルドで狙った動きを想定して入れたカードは、概して使いたいときに使うことが出来ないものなのです。
これの解決に寄与するカードとして、ポケギア3.0があります。
ポケギア3.0
グッズ
自分の山札を上から7枚見る。その中からサポートを1枚選び、相手に見せて、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。
個人的には、非常に強力なカードとして認識していますが、現環境におけるジュラルドンVMAXデッキのポケギア3.0の採用枚数は、前環境から1.1枚減るダウントレンドです。
7/1~8/1までのジムバトルやCSにおいて優勝報告のあったジュラルドンVMAX集計より
逆に、トレンドは何かというと、トレッキングシューズです。
前期から1.5枚増えており、採用するデッキも20%から67%に増えています。
つまり?
ダウントレンドではありますが、ポケギア3.0はサポートの使い分け、サポートのサーチとして非常に優秀です。
採用枚数が減っている点については、汎用性の高いトレッキングシューズの使い勝手を確認するために一時的に減ったものと考えられます。
これらのカードに共通することして、「効果を使い分けられること」が挙げられます。
つまりのつまり、
新弾「白熱のアルカナ」に収録されているセレナは、非常に強力なカードとして認識しています。
これこそまさに、「使いたいときに使いたいサポート」が1枚で完結しています。
ボスの指令やツツジのように、強力な妨害として働く一方で使うべき状況以外では使えない(コストにしかならない)カードとは違い、基本的にいつでも使えるカードなのです。
ぼくも白熱のアルカナ環境から、ちょいちょいジムバトルに参加していきますので、結果と使用感を都度、報告していきたいと思います。